単純X線撮影
  
骨はX線を透過しにくいので白く写ります    X線は人体を透過して影をつくります。
その影をフィルムに写すのが単純X線撮影です。最近では、CR撮影(Computed Radiography)などコンピュータでさまざまな画像処理が可能です。
 
 フィルム上ではX線を透過しやすいもの(空気など)は黒く、逆に透過しにくい物(骨など)は白くうつります。 
 胸部イラスト
 肺の空気はX線を透過しやすいので黒く写ります
 身体は骨、筋肉、内臓、空気などで構成されています。そのためフィルム上に黒と白の画像をつくります。
  
  
  単純X線撮影では,病変を診断しやすくするためいろいろな方向から撮影します。
 病変の位置や形、程度を知るため多方向からの画像を観察し、診断します。

頭部X線写真腰椎(正面・側面)
 
 洋服やボタン、ネックレスなどフィルムに写ることがありますので洋服を脱いでいただくことがあります。
 
 撮影部位によっては写真に写り、診断に支障をきたすおそれ(病変とまちがえたり、重なって写り病変がわからないなど)のある場合、服を脱いでもらったり、湿布、エレキバン等をはずしてもらったりします。

頭部
(ヘアピン)
 
腹部
(使い捨てカイロ)

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