女性と子供さんへ
   
放射線を受けて子供が生まれなくなることはありませんか?
大丈夫です。

 放射線を受けなくても子供の産まれない夫婦は10%位おられます。わたしたちは毎日放射線の取扱作業をしていますが,子供が生まれなくなるという心配はしておりません。

 
妊娠中にエックス線検査をしても良いのでしょうか?
安心して検査をうけてください。
 妊娠中の女性が,下腹部に100ミリシーベルトを越えるような多量の放射線を一度に浴びると胎児への影響も考えられますが,医療で用いられるエックス線検査(胸部エックス線検査,歯科エックス線検査等)での線量は非常に少ないなめ安心して検査を受けて下さい。
 
わたしたち診療放射線技師は細心の注意を払って検査を行っています。
詳しく知りたい方は,診療放射線技師または医師・歯科医師にご相談下さい
   
   
放射線を受けると奇形児が生まれる心配はありませんか?
通常の生活をしているだけでは放射線による奇形児の心配はありません。
 放射線を受けなくても遺伝的障害は出ます。新生児の3%はなんらかの遺伝的障害を持った子供が生まれています。欧米先進国では7%程度あるといわれています。これらは,化学薬品および公害などの有害因子によるものです。
 
小児のエックス線検査は心配ありませんか?
遺伝的影響や不妊などの心配は,ほとんどありません。
 小児のエックス線検査の場合,必要な部分を出来るだけ少ない線量で撮影し,最大限の情報を提供する努力をしています。
 定期的にエックス線撮影を行わなければならないお子様でも,不妊やガンになる心配はありません。
 
   わたしたち診療放射線技師は細心の注意を払って検査を行っています。
   

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